そんなことが可能なのか?

皆さんおはようございます!

昨日は食事代謝が上がるについてお話をしました。

食事で代謝が上がるのなら、ついつい食べ過ぎてしまうのでは?

という言う事なので下記にまとめてみました。

 

満腹中枢摂食中枢

そもそも食欲を抑えるには満腹中枢を活発にすることが重要となります。

脳内には満腹中枢摂食中枢という相反する中枢があります。

満腹中枢は「満腹感」を感じさせる中枢です。

・反対に摂食中枢は「お腹が空いたから何か食べたい」と感じさせる中枢です。

血液中の血糖値が下がると、神経伝達物質のドーパミンが分泌され、

それが摂食中枢に伝わることで「何か食べた~い!」と思ってしまうんですね。

この作用はとても強力なため、理性で太刀打ちするのは非常に難しいとまで言われています…

そうなるとダイエットを成功に導くカギは、いかに摂食中枢を抑えて満腹中枢を活発にするかになってきますね。

 

満腹中枢を活発にする方法

さて、ではどうすれば満腹中枢を活発にすることができるのでしょうか?

その解決策はヒスタミンを多く分泌することです。

ヒスタミンとは、私たちの体内に多く存在するアミノ酸のひとつです。

ヒスタミンは体内で生成される物質なので、残念ながら食べ物から摂取することはできません。

ヒスタミンを増やす方法は自ら脳に働きかけることです。

実は「噛む」という行為が、ヒスタミンを増やす働きをするのです。

 

よく噛むことの重要性

「噛む」という行為はダイエットにおいてとても大切です。

メカニズムはこうです。

噛むことによって歯の根の部分にある「歯根膜」が刺激され、頬の筋肉が動きます。

この「歯根膜」が刺激されることと、頬の筋肉が動くという

2つの動きが信号で送られて脳を刺激し、ヒスタミンが分泌されるんです。

30回を目安に良く噛んで食べるのはもちろんですが、

食事の前に10分程度ガムを噛むことも効果があるので是非試してみてくださいね。

 

ヒスタミンには内臓脂肪を減らす働きもある

しっかり噛むことによって、内臓脂肪がよく燃焼することも分かっています。

よく噛むことでヒスタミンが多く分泌されると、

満腹中枢を介して交感神経の中枢が刺激されるため、

脂肪を燃焼するよう働きかけてくれるんです。

内臓脂肪は皮下脂肪に比べて交感神経による脂肪分解が強いという特徴があるので、

噛むことが内臓脂肪の減少に大きく役立つというわけなんです。

お腹がペコペコな時は勢いよく食べてしまいがちですよね。

そうならないように、事前に低糖質な間食を挟んだり、食前にガムを噛むなどして、

食欲が落ち着いた状態で「よく噛んで食べる」ということを実践してみてください。

 

それでは今日も1日頑張っていきましょう!

 

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